米国施政権下で琉球政府等が作成又は取得した文書は、日本復帰時に沖縄県に引き継がれ、1995年（平成7）の開館時に沖縄県立図書館から公文書館に引き渡されました。
資料群は、行政の主な分野に係る部課ごとに形成されています。また、琉球政府が設立される1952年（昭和27）以前の沖縄諮詢会、沖縄民政府、群島政府、琉球臨時中央政府の資料群も含まれています。

沖縄県の各機関が職務上作成又は取得し保管していた公文書等のち保存期間満了後に公文書館に引き渡された文書（琉球政府文書を除く）の中から、歴史的に重要な公文書として選別した資料群です。
資料群は、行政の主な分野に係る部課または組織横断的な事業ごとに形成されています。

沖縄戦や戦後の米国による沖縄統治に関する資料を米国国立公文書館、大統領図書館、大学図書館などから紙、マイクロフィルム、写真、映像、デジタル媒体等で収集し、所蔵しています。
資料群は、所蔵機関ごとに形成されています。

琉球王国時代の文書や、沖縄の政治、経済、文化の各方面における重要な個人や団体の資料を収集し、所蔵しています。琉球政府行政主席、沖縄県知事、政治家や行政関係者、沖縄県祖国復帰協議会、沖縄県対米請求権事業協会等の文書があります。

当館で所蔵している資料について、皆様からよくある質問をご紹介しています。
資料の閲覧方法などについては「利用案内」をご覧ください。