令和4年度公文書管理講座 令和4年11月18日開催
2022年(令和4)11月18日(金)、県内自治体の文書管理担当の皆さんを対象とした「公文書管理講座」を開催し、北は伊是名村、南は多良間村までの15団体21名の方にご参加いただきました。
これまでの講座では主に博物館や自治体史編さん部門など〈類縁機関〉の職員を対象にしてきましたが、歴史公文書の管理は「作成・収受の段階から始まる」とも言われ、「文書のライフサイクル」におけるフロントエンドでの文書管理体制の整備が欠かせないことから、今回は各自治体の総務部門の皆さんにお声かけしました。
プログラムでは、館内見学ツアー、県内自治体の文書管理システム導入状況の調査報告、文書管理の課題の共有、そして先進事例紹介として北谷町と読谷村の総務課職員に取り組みを報告して頂きました。その後、参加者同士の活発な意見交換が行われました。
【参加者アンケートから】
●「今回の講座内容は、私よりもっと上の役職の人たちが聴くべきだと感じるほど、今後の役所のシステム改革に関わる重要な話が聴くことができた。」
●「意見交換や情報共有のため、年1回程度あると嬉しいです。 システム導入や電子化をこれから進めていく中でこのような場があるととても助かります。」
●「今回の受講を通して、業務に対するモチベーションが高まりました。市町村職員にとって公文書管理業務の問題解決につながる貴重な講座だと思います。」
今後も公文書管理条例の制定や史公文書の評価選別方法など、担当者同士が各団体の枠を超えて情報交換できるネットワーク作りを進めていきたいと思います。