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ロビー展「沖縄戦記録の保存と継承」開催中【終了しました】

  70年前の沖縄戦で、住民は戦火から逃げ惑い、米軍の収容所で戦後を迎えました。終戦直後の混乱からある程度の時間を経てようやく、自分たちの戦争体験を見つめ、この経験と教訓を後世に伝えようという動きが起こりました。県や市町村も、住民戦争体験の聞き取りを本にまとめる取り組みを始めました。
  また、沖縄侵攻作戦を展開し多くの記録を残していた米軍の記録をアメリカから収集し、戦争の実相を明らかにしようとする動きもありました。当館もアメリカ国立公文書館をはじめ、多くの在米機関から沖縄戦関係資料を収集しました。
  民間の活動としては、1フィート運動の会が、1980年代から沖縄戦の映像記録をアメリカ国立公文書館から収集し、上映会を開くなどして一般に公開してきた例もあります。この映像記録は、いま当館で自由に閲覧できるようになっています。
 このロビー展では、当館所蔵の沖縄戦関係記録と、1フィート運動や県史・市町村史等の成果を紹介します。戦争体験の記録と継承に込められた慰霊の思いと非戦の願いを感じとってくだされば幸いです。
■会期 平成27年5月19日(火)~8月30日(日)
■会場 沖縄県公文書館 閲覧展示棟ロビー

 みなさまのご来場をお待ちしています。

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