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お知らせ

11月11日  所蔵資料展「戦後と援護」 展示資料を新しく入替えています

 平成27年9月1日に始まった「戦後と援護」展は3月13日まで開催中です。
今回の展示資料はなるべく複製を用いず、原本資料に接していただくようにしています。
長い会期中を通して展示すると原本資料の状態に負荷をかけてしまうことから、月に1度を目安として展示資料を少しずつ入替えています。
11月11日現在、会期当初の展示資料のうち原本資料はほぼ入替わりました。
【新規入替え資料より】
R00083672B 「戦闘参加者に関する書類綴 1962年度」より
<戦斗闘参加者についての申立書>

*画像には利用制限処理をしています。
 那覇日本政府南方連絡事務所長から琉球政府厚生局長に差し戻されたもの。
死亡者は球下田部隊から区長を通じて要請を受け、陣地構築、弾薬運搬に従事した。島尻南部に移動中の昭和20年5月18日に避難壕内で砲撃を受けて死亡したというのが戦闘参加の内容で、死亡者の甥が申立人となっています。
付せんには「南部の移動に当り任務解除になっていないか」調べるようにとの指示書きがあります。  70年前に終結したアジア・太平洋戦争。沖縄は多くの兵士を送り出しただけでなく、戦地となったことから多くの民間人が戦闘に巻き込まれました。
戦没者、戦傷病者、またはその遺族となることについて資料が伝えるものとは・・・。
戦後70年の節目に、ぜひご観覧ください。