軍雇用員カードの撮影前処理作業
当館では、1946(昭和21)年から1966(昭和41)年までの間、在沖米軍施設において働いていた沖縄住民の個人別の労務記録、軍雇用員カードを約20万枚所蔵しています。
現在、沖縄振興特別推進交付金を活用した「琉球政府文書デジタル・アーカイブズ推進事業」の一環として、軍雇用員カードのデジタル化を予定しています。スムーズに撮影するためには、様々な処置が必要です。撮影前処理作業をご紹介します。
ニッパーやラジオペンチを用いて、資料に負荷がかからないように注意して、金具を除去します。
これらの作業を経て、撮影に進みます。軍雇用員カードのデジタルデータ化により、いっそうの活用が期待されます。
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