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米国収集資料

1962年撮影 琉球列島空中写真

米国国立公文書館から収集した1962年10月25日撮影の空中写真154枚を公開しました。

 

下図は公開した154枚の撮影地点を地図上に示したコース図です。(コース識別AP621025A1)

 

読谷飛行場です。(写真番号AP621025A1_093)

去る大戦において、旧日本軍が地主から土地を強制的に収用し、「北飛行場」として利用していました。1945年4月に米軍に占領され、整備、拡張されて「読谷補助飛行場(FAC6027)」(海兵隊基地)として使用開始されました。

周辺は、喜名、座喜味、親志、楚辺、波平区の住民地域に囲まれているため、米軍の空挺訓練時に落下事故が相次いで発生して、社会問題化したことがありました。

1965年頃から部分的な返還が始まりますが、写真は最盛期の飛行場といえるかもしれません。滑走路と駐機場が確認され、右下には現在の58号線がみえます。

 

 

同一コースの空中写真(154枚)の閲覧はこちらから

 

【資料の名称】

琉球列島空中写真

【資料ガイド】

米国収集資料 > 米国国立公文書館(Archives II) > RG373: 国防諜報局文書 > 空中写真

【資料の利用方法】

本ホームページ内「空から見た沖縄」または「所蔵資料検索」から閲覧できます。来館して利用される場合は、事前に閲覧室へお問い合わせください。(TEL:098-888-3871)

【公開日】

2025年3月13日