歴史資料として重要な公文書その他の記録を収集し、整理し、及び保存するとともに、これらの利用を図り、もって学術及び文化の振興に寄与することを目的としています。

調査により資料に関する情報を集めます。また、県文書の引渡を円滑に行うために県職員への普及啓発を行います。

資料に附着した虫等を低酸素濃度処理によって殺虫します。その後、カビや埃をドライクリーニングします。

収集資料は評価選別などの整理を行うまでの間、中間書庫に保管します。

歴史資料として重要な公文書等資料を評価して選別します。

資料解説などの情報を充実し、より検索しやすい目録データベースを作成します。

個人等に不利益をもたらす恐れのある情報の有無や著作権等を確認し、公開の可否を判定します。その後、非公開箇所のマスキング（隠す）作業を行います。原資料に直接袋掛けをする他、マイクロ化済みの資料はデジタル化し、限定的にマスキングを施す作業も行っています。

劣化の原因になる金具の除去、保存容器への収納等を行い、資料群ごとに配架します。

資料の保存状態を調査し、保護措置や劣化を予防する措置を検討します。

劣化予防や利便性向上のため、マイクロ撮影やデジタル化により複製物を作成します。

劣化した資料は、それぞれの状態や素材等を考慮し、資料の特性に合わせて保存処置を行います。

24時間空調管理された書庫で資料を保存します。資料の保存環境を維持するため、書庫の温湿度管理や清掃、害虫モニタリング等を行います。

利用者からの閲覧申請を受けて、出納や複写サービス等を行います。また、資料に関する問い合わせや施設案内等に対応します。

毎年、展示会・講演会・講座・映写会・講習会等を開催するとともに、各種出版物を発行しています。また、利用者サービスの向上を目的にホームページで様々な情報を配信しています。