6月18日・25日 連続歴史講座「沖縄女性の近現代」第1、2回を開催
平成28年6月18日・25日、『沖縄県史 各論編8 女性史』の執筆者を講師にむかえ、連続歴史講座「沖縄女性の近現代」の第1回、第2回を開催しました。
第1回 6月18日(土)「沖縄女性の近現代 沖縄戦を分岐点として」
講師:宮城 晴美(大学非常勤講師)
明治時代の女子教育の導入から改姓・改名、戦時中の婦人会活動や「慰安婦」、戦後の女性の参政権獲得から現代に至るまでの女性のあゆみを講話していただきました。
講師 宮城晴美氏 | 会場の様子 |
受講者の感想
・女性から歴史を捉えなおす機会が少なかったので、大変勉強になった。(那覇市・20代)
・ある程度、女性史について読んだり、聞いたりしていたのですが、こんなに詳しく、特に沖縄の女性について知っておどろいています。明治・大正時代、まだまだ男性社会の時代にがんばっていた人がいたと思うと、少しほこらしくも思い、勉強不足も反省しています。講演ありがとうございます。(八重瀬町・60代)
・ある程度、女性史について読んだり、聞いたりしていたのですが、こんなに詳しく、特に沖縄の女性について知っておどろいています。明治・大正時代、まだまだ男性社会の時代にがんばっていた人がいたと思うと、少しほこらしくも思い、勉強不足も反省しています。講演ありがとうございます。(八重瀬町・60代)
第2回 6月25日(土)「生活改善と女性たち」
講師:納富 香織(沖縄県教育庁文化財課)
琉球処分を契機とした明治期の「風俗改良」運動から第一次世界大戦後の大不況期の国民更生運動、第二次世界大戦中の生活更新運動などによってハヂチや琉装、沖縄方言などが抑圧されたこと、また「改良」していく役割を担った女性たちについて講話していただきました。
受講者の感想
・とても有意義な講座でした。ありがとうございました。受講できてよかったです。子どもの頃、そう祖母の手の甲に「ハヂチ」がありました。これらの歴史を学び、知ることができてよかった。現代の自由な生活は過去の女性たちの歴史的積み重ねによって得られたことを思うと感慨深いものがありました。国家政策によって琉球の人たちはとまどい、苦労したのだろうと推察する。沖縄女性たちはとても強いと再確認しました。(糸満市・60代)
・納富香織先生の説明が、私のような6年生(小学生)にも分かるなんてすごいです。また、時間があったら来たいです。(南城市・10代)
・納富香織先生の説明が、私のような6年生(小学生)にも分かるなんてすごいです。また、時間があったら来たいです。(南城市・10代)
7月には後編が始まります!下記の日程で開催いたしますので、ぜひご来場ください。
第3回 7月16日(土)「土地闘争と女性たち」 講師:鳥山 淳(沖縄国際大学総合文化学部教授)
第4回 7月23日(土)「移動する沖縄女性 ハワイ、フィリピンの女性移民」
講師:飯島 真里子(上智大学外国語学部英語学科准教授)時 間:全日程13:00開場、14:00開演
場 所:沖縄県公文書館 閲覧展示棟1階 講堂
第3回 7月16日(土)「土地闘争と女性たち」 講師:鳥山 淳(沖縄国際大学総合文化学部教授)
第4回 7月23日(土)「移動する沖縄女性 ハワイ、フィリピンの女性移民」
講師:飯島 真里子(上智大学外国語学部英語学科准教授)時 間:全日程13:00開場、14:00開演
場 所:沖縄県公文書館 閲覧展示棟1階 講堂