1944年10月10日 10・10空襲
この日、米軍第三機動部隊空母から発進した艦載機が南西諸島全域を爆撃しました。
米軍の攻撃目標は飛行場と船舶や軍施設でした。県都である那覇市では民間居住地域にも焼夷弾による攻撃を加え、大きな被害を出しました。
午前6時40分の第一次攻撃から午後3時45分の第五次攻撃まで9時間にわたる波状的空襲が行われました。のべ1,396機の米軍艦載機が縦横無尽に爆弾や焼夷弾を投下しました。後に日本政府は、那覇無差別爆撃は国際法規違反であると抗議しました。
この空襲には米軍の情報収集という側面もありました。米軍が沖縄戦で用いた作戦計画書「アイスバーグ作戦」の計画立案に必要な地形情報を得るため、空爆を行う一方で艦載機から写真を撮影し、この空中写真をもとに作戦地図を作成しました。
午前6時40分の第一次攻撃から午後3時45分の第五次攻撃まで9時間にわたる波状的空襲が行われました。のべ1,396機の米軍艦載機が縦横無尽に爆弾や焼夷弾を投下しました。後に日本政府は、那覇無差別爆撃は国際法規違反であると抗議しました。
この空襲には米軍の情報収集という側面もありました。米軍が沖縄戦で用いた作戦計画書「アイスバーグ作戦」の計画立案に必要な地形情報を得るため、空爆を行う一方で艦載機から写真を撮影し、この空中写真をもとに作戦地図を作成しました。
【参考文献】
・大田昌秀『那覇10.10大空襲 日米資料で明かす全容』 1984年 久米書房【T00000041B】
・吉浜忍「10・10空襲と沖縄戦前夜」『沖縄戦研究 2』 1999年 (財)沖縄県文化振興会公文書管理部史料編集室編 沖縄県教育委員会発行【0000059550】
・国立公文書館アジア歴史資料センター 件名標題「3.那覇無差別爆撃関係」レファレンスコード:B02032457100
・源河葉子「沖縄戦に際して米軍が撮影した空中写真:米国側資料にみる撮影・利用の概要」『沖縄県公文書館研究紀要 第4号』 2002年 (財)沖縄県文化振興会公文書管理部【0000063710】
・大田昌秀『那覇10.10大空襲 日米資料で明かす全容』 1984年 久米書房【T00000041B】
・吉浜忍「10・10空襲と沖縄戦前夜」『沖縄戦研究 2』 1999年 (財)沖縄県文化振興会公文書管理部史料編集室編 沖縄県教育委員会発行【0000059550】
・国立公文書館アジア歴史資料センター 件名標題「3.那覇無差別爆撃関係」レファレンスコード:B02032457100
・源河葉子「沖縄戦に際して米軍が撮影した空中写真:米国側資料にみる撮影・利用の概要」『沖縄県公文書館研究紀要 第4号』 2002年 (財)沖縄県文化振興会公文書管理部【0000063710】